【要は言語化】研究における概念について解説します!!

その他

備忘録として臨床研究について学んだことを記します

今回は臨床研究における概念(concept)という考え方についてです

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概念(concept)とは何か?

漠然とした疑問をきっかけに研究をしようと思い立ったとき、自身の思考や認識を最終的に他者に伝えて理解してもらう必要があります(これは必ずしも賛同という意味ではありません)。

そのためには自身の思考や認識の大まかな内容を言葉にする必要があります。

つまり、概念(concept)とは自身の思考や認識を大まかに言語化したものと言えます。

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CQ の各要素を概念に言語化する意義

漠然としたCQの各要素を概念に言語化することで、他者との研究上のディスカッションやコミュニケーションが円滑に図れるようになります。

例えば、

「脳卒中患者に対する装具療法の治療効果」

という言葉を耳にしたときに「治療効果」という意味についてまず最初に思い浮かべるものが

ある人は「歩行能力の向上」

また、ある人は「歩行自立までの期間の短縮」

別の人は「異常歩行パターンの軽減」

と同じ言葉であってもイメージするものが異なる可能性がある訳です。

これを「治療効果」という言葉のまま放置していてはそれぞれイメージするものが異なり議論が嚙み合わないことになりかねません。

そのため、CQの各要素は同程度の知識を持っている人同士ならば同じようなことを共通のことを思い浮かべるような概念に言語化する必要があります。

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上位概念と下位概念

概念は

上位概念:考え方の大きな枠組み

下位概念:上位概念の枠組みの中で少し具体的に細分化された概念

に分けると自身の研究におけるCQの構成要素の概念を整理しやすくなります。

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前項の「脳卒中患者に対する装具療法の治療効果」というCQにおいて、
「治療効果」を例にして上位概念と下位概念を説明します

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図で示したように、このCQにおいては「治療効果」という言葉が最も大まかな概念になります。

「治療効果」が含む意味をもう少し細かく書きだしたものが下位概念に示した「歩行能力の改善」や「歩容の改善」ということになります。他にも、「治療期間の短縮」なども下位概念として挙げられます。

このように、CQの構成要素を概念に言語化すると同程度の知識を持つ者同士であれば、概ね共通の認識の下で研究に関する議論を円滑に進めることが出来ることでしょう。

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最後に

今後も臨床研究に関して学んだことを記していきたいと思います

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ありがとうございました!!

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