イベント発生をアウトカムとした場合のアウトカム指標の使い分け方

臨床研究への道程

備忘録として臨床研究について学んだことを記します

今回は臨床研究におけるイベント発生をアウトカムとした場合の
アウトカム指標の使い分け方を解説致します

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「イベント発生をアウトカムとした研究」とは?

まず、イベント発生をアウトカムとした研究とはどのようなものなのか、Clinical Question(CQ)の型に沿って説明致します。

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CQとは、医療従事者が日常の臨床現場で感じる漠然とした疑問のことを指します。

明確な問いの形に整えられていない段階の「臨床研究の種」とも言えるものです。

以前も述べましたが、CQは大まかに以下の4つに分けられると言われています。

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病気や診療の実態を調べる研究

② 診断方法を確立する研究

③ 要因と結果との関係を調べる研究

④ 治療法 or 予防法 の効果を調べる研究

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これらのCQのうち②を除く、①・③・④が「イベント発生をアウトカムとした研究」となりえます。

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ちなみにCQについて、もっと詳しく復習したいという方は
コチラの記事をご覧下さい

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アウトカム指標の分類

続いてイベント発生をアウトカムとした場合の
アウトカム指標の分類を紹介します

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イベント発生をアウトカムとした場合に、アウトカム指標は以下の3つ分類されます。

存在を示す指標:有病割合(有病率と呼ばれることもある) など

発生を示す指標:発生率、リスク(発生割合と呼ばれることもある) など

効果を示す指標:発生率比、リスク比、オッズ比、発生率差、リスク差 など

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それぞれのアウトカム指標の詳細は今後説明致します。

今回は「こんな感じで分けられるのか」という程度にご理解下さい。

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イベント発生をアウトカムとした場合のアウトカム指標の使い分け方

先に述べた通り、「イベント発生をアウトカムとした研究」となりうるCQは3つあります。

それらのCQに応じてアウトカム指標は以下のように使い分けられます。

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最後に

今後も臨床研究に関して学んだことを記していきたいと思います

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ありがとうございました!!

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