投資の話【投資を始める後押しになったこと】

その他

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お金は汗水流して得るものだ!投資で儲けようなどけしからん!

投資に興味があるけど、いざ始めようとなると不安だよ~

こんな人のための記事です。

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私はずっと ” 投資=お金を失いかねない怖いこと ” という認識でした

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そんな私が投資に興味を持ったきっかけは以下のようなことです

元々お金を貯めるのが好きだった

でも適度な浪費も楽しみたい(笑)

療法士の給与は天井が知れている(国策として社会保険料を抑制する方針だから)

今後も療法士の仕事には専念していたい

2019年6月に金融庁から発表された「老後資金2000万円問題」

定期預金の利息などないに等しい

貯金だけで2000万円貯めようとしたらこの先どれだけ切り詰めなきゃいけないの?

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最近は便利なもので書籍だけでなく、セミナー、ブログ、動画、SNSなどその気になれば様々な情報にアクセスすることが出来ます。

勿論、それらから得られるお金や投資や情報の真偽や自分にとって有用か否かなど、慎重に判断することが必要です。

しかし、自分なりに調べる中で「これならば自分にも出来るかもしれない」「最悪、お金を失っても大きな痛手にならずに済ますことが出来るはずだ」と私自身は最終的に判断しました。

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色々調べる中でこれなら私にも出来そうだと思いました。

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そんな訳でこの記事は、

私が投資を始める決断することを後押しした諸々の情報

を、まとめました。

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経済のモデル【労働と投資の社会的意義】

上の図は経済評論家の三橋貴明氏が提唱する経済全体を表したモデルを元に作成したものです。

三橋氏の説明を要約すると以下のようになるかと思います。

生産者がモノやサービスを生産する

一般消費者、企業、政府などが生産されたモノやサービスを購入する

一般消費者、企業、政府がお金を支払い生産者はお金を得る

生産者は得たお金を持って自分が消費者となり新たなモノやサービスを購入する

このサイクルが延々と回り続けて人々は豊かに暮らせる

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この考え方に従えば「生産(労働)」「消費・投資」「お金(現代貨幣理論の言う信用)」どの部分が欠けても上手くサイクルが回らなくなってしまいます。

人が生きるために欠かせない食物を作る農業・畜産・漁業者

生産された食物を運ぶ運輸会社

運輸会社が使うトラックを作った製造業者

トラックが走る道路やトンネルを作った土木・建築業者

食物を一般消費者へ販売する小売業者

これら一連の仕事の連絡を可能にする通信業者

これらは一例です。

あらゆる仕事に社会的な意義があり、挙げればキリがありません。

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療法士が医療・介護サービスを生産するためには、別の労働者の生産するモノやサービスを利用させてもらわなければなりません。

当然、療法士の生産する医療・介護サービスもまた、他の方々に利用してもらことで暮らしを豊かにすることに貢献している訳です。

自身が労働者であることを誇りに思うとともに、他の労働者への敬意が湧いてくるのではないでしょうか?

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では、株や債券などに対する投資の社会的意義とは何でしょうか?

そもそも投資とは、より良いモノやサービスが生産できる未来を期待して資本(お金、時間、労力、物)を投じて労働者を応援する行為です。

療法士として研修会やセミナーに参加することも、自身が将来より良いセラピーが提供できることを期待して、自身の資本(お金、時間、労力、物)を投じる投資とも言えるでしょう。

株や債券などにお金を投じることで、より良いモノやサービスを生産しようと頑張る人たちへお金を届けて生産活動を応援することが出来ます。

株や債券への投資で利益を得るというのは、元本割れのリスクを承知でその生産者を応援した対価として受け取れるものだと私は理解することにしました。

株取引にも社会的意義はあるのです

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投資で失敗したら借金?【現物取引と信用取引】

株取引で借金を背負ったなんて話も聞いたことがあるけど大丈夫?

2019年に闘う投資家として有名な久保優太氏が株取引に失敗して借金をしたとニュースで報じられました。

報道によると7年間の投資活動によって一時は合計5億円の利益を得ていた久保氏が、一転、4000万円の借金を背負う状況に陥ったとのことでした。

株取引は投資の方法の1つです。

私もこのような話から「投資=怖い」というイメージを持っていました。

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しかし、必ずしも株取引で失敗しても借金を背負う訳ではありません。

株取引の方法は大きく2つに分かれます。

現物取引:手元にある資金の範囲で株の売買をする

信用取引:資金を担保に実際の資金の何倍かの価格の株の売買ができる

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そして株取引で借金をするケースは2つが考えられます。

借金をしてまで株取引にお金を投じる

信用取引で手元の資金よりも多額の損を出してしまう

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つまり

「手元の余裕資金」で「現物取引」

これをする分には、借金には至らない訳です。

勿論、これでも損する可能性は0ではありませんが、その上限はコントロールできます。

なお、いくら手元資金の範囲とはいえ、日頃の生活がひっ迫したり、失ったら立ち直れなくなってしまうほどの金額を投じることはおススメできません。

投資は「手元の余裕資金」+「現物取引」で行うのがおススメです

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大金がないと投資は出来ない?【単元未満株・投資信託】

投資ってお金持ちしか出来ないんじゃないの?

ところが少額でも投資する方法もありました

単元未満株

日本株は100株単位での売買が基本となります。

日本企業の株価は1株あたり数十円~数万円なので日本株を購入しようとなるとこの100倍、つまり数千円~数百万円が必要になります。

これでは容易に株を購入することはできません。

しかし、証券会社によっては一部の企業の株を1株単位で購入するサービスを行っています。(ミニ株とかS株とか呼ばれるサービス)

このサービスを利用すれば数十円~数万円で株を購入できるので、用意する資金のハードルはグッと下がります。

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投資信託

複数の投資家から資金を集めて投資を行って利益を得ようとする仕組みを投資信託と呼びます。

投資対象は株、債券、不動産、金(ゴールド)、原油など様々あります。

投資信託は100円以上で1円単位で購入することが出来ます。

小学生のお小遣いでも買えます

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価格が下がったら必ず損?【配当金・ドルコスト平均法】

購入したは良いけどそのあと価格が下がって元に戻らなかった損しちゃうんでしょ?

必ずしもそうとは限りません

配当金

配当金とは株を保有している人に対して、企業から一株あたり何円という形で定期的に支払われるお金のことです。

配当金を出している企業も、出していない企業もあります。

配当金を出している企業の場合、多くは年に1~2回配当金の支払いがあります。

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例えば以下のようなケースでは株価が下がっても損にはなりません。

企業Aの株を1株1000円で100株購入した

配当金を受け取った日に企業Aの株価は960円まで下がっていた

企業Aは年間で1株あたり50円の配当金を支払っていた

この場合の損益は

「現在の株の価格(960円×100株)」-「購入したときの株の価格(1000円×100株)」+「配当金(50円×100株)」=プラス1000円の利益

ということになります。

10万円を投じても1000円しか利益がないのか

そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

だがちょっと考えてほしい。(朝日新聞的な言い回しですネ)

銀行によっては定期預金の利息が年率0.1%を下回る時代に
1.0%の利息が付くのは破格だと思いませんか?

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ちなみに株価と同様に配当金も増えたり減ったりがあります。

ただし、株価に比べれば変動ほど大きくなく予想がしやすい傾向があります。

しかも配当金の支払いの方針は企業ごとで異なりますが、基本的に配当金を下げることをしない方針(=累進配当政策)を掲げている企業もあります。

株価が下がっても配当金で取り返せれば問題なし
株価が上がって配当金も貰えれば超HAPPY♪

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ドルコスト平均法

投資信託の購入方法の1つにドルコスト平均法というものがあります。

具体的な方法は

同じ投資信託を購入し続ける(複数種類を購入し続けることもある)

定期的に購入する(毎週とか毎月が一般的)

定額を購入する(100円以上1円単位)

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この方法だと、仮に最初に購入した価格よりも価格が低下しそれが元に戻らなかったとしても場合によっては利益が出せる可能性もあります。

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早速シミュレートしてみましょう

投資信託Aを毎月・1000円分・継続的に12ヶ月間購入(ドルコスト平均法で購入)

投資信託Aの基準価額は上下動しながらも購入最初の月を一度も上回らずに12ヶ月間経過(基準価額の変動は表を参照)

表をご覧ください。

最初の7ヶ月間は赤字でしたが、8ヶ月目で黒字に転じそのまま12ヶ月間でゴールしました。

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さらに合計の購入価格と保有する投資信託の評価額を抜き出してグラフ化すると以下のようになります。

● 赤 :保有する投資信託の評価額

● 青 :保有する投資信託の合計購入金額

赤のラインが青のラインを上回れば黒字になり、下回れば赤字になります。

グラフにするとより分かりやすく、前半は赤字でも最終的には黒字に転じています

もちろん、ただのシミュレートなので、条件が変われば赤字のままという可能性もございます。(特に基準価額がひたすら下がるだけだとどうしようもありません)

しかし、その投資信託の価格が右肩上がりでなく、概ね横ばい(ただし実は価格の上下動は必要)でも利益が得られる可能性があります。

ドルコスト平均法は損が出にくい方法と理解しています。

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インターネット証券の充実

投資の取引って複雑だったり面倒だったりしないかな?

スマホで簡単に取引できるよ

勿論、取引の前段階に

証券会社の口座開設

証券会社への入金(この時点ではお金を預けているだけです)

これらの手間は必要ですが、銀行口座の開設と銀行にお金を預けるのと大して手間は変わりませんでした。

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ちなみに現在、私は

楽天証券

SBI証券

SBIネオモバイル証券

と3つの証券口座を開設し、目的別に使い分けています。

それぞれの用途はまたの機会にお話しします

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まとめ

私が投資を始める決断することを後押しした諸々の情報をまとめました

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① 生産(労働)、消費と投資、お金(信用)のサイクルで社会は豊かになる

② 投資は未来により良いモノやサービスを産み出すという意義がある

③ 投資は「手元の余裕資金」+「現物取引」で行うのがおススメ

④ 単元未満株や投資信託ならば少額からでも投資できる

⑤ 購入時よりも価格が下がっても必ずしも損をするとは限らない

⑥ インターネット証券ならば銀行口座開設・銀行振り込みと同じくらいの手間とスマホ1台で投資が出来る

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本業に関わる記事よりお金の話のほうが文字数が多くなってしまいました(笑)

ありがとうございました!!

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