備忘録として臨床研究について学んだことを記します
今回は臨床において漠然とした疑問(CQ)が浮かんだときに、
既存の研究を学ぶ際のポイントを説明致します
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既存の研究に学ぶことの重要性
● 自身の疑問と重なる研究領域の有無・研究論文の数量・その研究領域の流行のテーマなどを知ることが出来る
● 自身の疑問と重なる研究領域において、何が分かっているのか(What is known)?何が分かっていないのか(What is unknown)?を理解できる
● 研究の計画と実施において必ず押さえなければならないポイントが分かる
● 既存の研究の過ちと知恵を知ることが出来る
● 交絡因子などの測定しておかなければならない事項が分かる
● 起こりうるバイアスや実施する際の問題点が分かる
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既存の研究を批判的に吟味するときのポイント
● その研究における疑問点(CQ)をPECOやPICOなどによって定型化して要点を確認する
● その研究をPECOあるいはPICOに定型化して、それぞれの構成要素が適切か?
● 研究デザインの型(記述研究、横断研究、コホート研究、ケース・コントロール研究、介入研究)の選択は適切か?
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研究デザインの型については、いずれ詳細を説明したいと思います
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● 研究において比較の仕方は科学的に適切か?
● 統計処理など解析の方法は適切か?
● 研究の結果の解釈は適切か?
● 研究のその方法や結果から、研究で述べられている結論を導き出せるのか?
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最後に
今後も臨床研究に関して学んだことを記していきたいと思います
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ありがとうございました!!
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